カンボジア人技能実習生に学ぶ日本人の心

　当社では平成29年10月にカンボジアから技能実習第１期生8名、平成30年3月に第2期生7名、合せて15名の女性実習生を迎えました。

　日々毎日、彼女たちカンボジア人実習生と接し働くうちに、私たち日本人従業員に"変化"が表われだしました。

　彼女たちのヒマワリのようないっぱいの笑顔。相手の正面に立ち、必ず立ち止まっての挨拶。不自由な言葉を補う全身を使った返事。カンボジア人実習生の姿から、当社の経営理念『誠実・進歩・感動』を正に見せられているという気づきと思いがありました。

　第１期生のチウン・サワットさんが、たどたどしい日本語で私に言ってくれた「シャチョウサン　ハタラカセテクレテ　アリガト。ホント　アリガトゴザイマス。」の言葉は熱く心に響きました。

　働けることの喜び、仕事があることの幸せ、働くことによりお金をもらえる感謝。そしてなにより遠いカンボジアの故郷に残した、かけがえのない家族への愛。当地青森は古くから、冬は出稼ぎの土地でありました。彼女たちカンボジア人実習生の姿は、そう遠くない過去、私たち青森の、日本人の姿となんら変わることがないことを教えてくれました。

　東洋社は"感動"をつくり、"希望"を売る会社です。私、相馬敏行は従業員の皆さんから、「号泣社長」と呼ばれてもいます。感激が感動になり、熱いものが胸にこみ上げてきたら、はばかることなく素直に感動の涙を流しましょう。国籍や性別、年齢など関係ありません。ダイバーシティの時代です。笑顔で元気に、従業員が明るく号泣し、感動の共有を実現できる『感動号泣会社』が、ありのままの東洋社です。